スタッフプロフィール

伊東ゆたか医師 ・ 第2・3火曜日午後勤務

筑波大学医学専門学群卒業。東京女子医科大学小児科、東京都児童相談センター、帝京大学医学部精神神経科等で子どもの精神医療に携わっていました。現在は児童養護施設、児童相談所、精神科クリニック等に勤務しています。トラウマ治療に興味があります。
来院を希望されるお子さんたちの生き辛さを一緒に考え、成長を支えたいと思います。また養育者、支援者のみなさんには、児童福祉領域での経験を基に、子育てや支援が少しでも楽しくなるよう、ヒントを提示できればと考えます。
専門領域:小児思春期精神医学

伊東ゆたか

藤井和世医師 ・ 月曜日勤務

福井大学医学部医学科卒業後、国保旭中央病院、国立国際医療研究センター国府台病院を経て、千葉県市川市にある訪問診療中心のクリニック、メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれにて勤務。同クリニックと密に連携している訪問看護ステーションACT-Jが主に実施しているACT(包括型地域生活支援プログラム)にチーム精神科医として約8年従事しました。
地域の人とつながり、メンタルヘルスをより身近なものとしていけるようにと「いちかわみんなのほけんしつ」(任意団体)を令和2年7月より運営しています。
令和5年1月に同市内に訪問診療とオンライン診療のおでかけクリニックを開業。メンタルヘルスを探究し、身近なつながりと心のケアを掛け合わせ、暮らしにゆとりを作る会社である、合同会社ももここらと連携して普段は臨床をしています。

人の心の不思議さに惹かれて精神科医になりました。今も心の奥深さに心動かされる毎日です。その中で、人の心は、感情と深く結びついている身体の状態や、人との関係の中で変化するのだと考えています。その人のこころとからだにアプローチしたり、必要としている人との関りを共に考え、見つけたり、作り出したりしていくことができたらと思っています。
安全・安心を中心において、治療をしていけるように心がけています。私自身、診療の中で癒されていることや教わることもあります。皆さんと一緒に新たな物語を作っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

専門領域:多職種アウトリーチ、地域精神医療を専門としています。ストレングスやリカバリーといった、ご本人の強みに着目し、価値観を大切にしながら診療するスタイルでチーム医療をしてきた経験があります。また、実施できる心理療法としては弁証法的行動療法、スキーマ療法、TFT(アルゴリズム)、ボディーコネクトセラピーを行うことができます。

藤井和世

高岡正和医師 ・ 金曜日勤務

兵庫県神戸市出身。早稲田大学人間科学部卒業後、和歌山県立医科大学医学部卒業。

10代〜20代の頃に、たくさんの失敗経験やさまざまな出会いと学びの中で自己理解を深めながら「いのち」の働きに目覚め、自分のエゴや欲望のために生きたり競争社会で勝ち残るような人生ではなく、いのちに寄り添い、助け合いながら、心の傷によって切れてしまったさまざまな「つながり」を取り戻していく手助けができるような人生を送りたいと思い、それを実現する道として医学部に入り直し精神科医師となりました。

現在は都内の精神科病院に勤務し、主に摂食障害や不安障害、重い抑うつに苦しむ患者さんを多く受け持ってきました。そのほか、漢方クリニック、教育センターの医療相談、保健センターデイケア等にも勤務しています。オープンダイアローグをはじめとする対話や物語を大切した医療、身体感覚や身体の動きを扱っていくソマティックなアプローチ、背景にトラウマやアタッチメントが関係しているのかもしれないという視点を持つトラウマインフォームドケア、そして何よりも安心・安全感を心がけています。薬物療法だけでなく心身のホリスティックなアプローチによって自然治癒力を最大限に引き出す医療がしたいと思い、当院での診療を始めさせてもらうことになりました。

保険診療という制約があり短い診察時間の中でできることにはもちろん限界はありますが、病気だけをみて医師が診断や治療を押し付ける医療ではなく、できうる限り対話を通じて目指したい生活や治療法を一緒に決めていける医療を目指したいと思います。そして、いのちの働き(自然治癒力)が十分に発揮されレジリエンス(逆境から立ち直る力)を高めることで、悪循環のパターンから脱して、一人ひとりが自分らしく生きていけるような一助となれれば幸いです。

 

藤井和世

木下貴文医師 ・ 水曜日勤務

名古屋大学医学部医学科卒業、初期研修を終了後、精神療法やEBP(科学的根拠に基づく精神医療)に力を入れている精神科医局に入りました。最初の4年は大学病院と地域の総合病院精神科で、身体疾患を合併した患者さんを多くみていました。その後は都内の精神科病院に勤務し、最初の1年は認知症病棟で高齢者の方々を主にみて、その後に若い患者さんが多い病棟に移りました。当初は分からなかったのですが、様々な精神科診断がついていて、数年、数十年単位でなかなかよくならない方の中に、トラウマ関連の症状を抱えている方が多く含まれている事がだんだん分かってきました。そうした方々にどのように治療や支援ができるかというテーマに、数年間で少しずつ取り組み、さまざまなトラウマ治療技法も学んできました。

普段の外来では保険診療のため一日40−50人くらい診察するので、短時間でどうお役に立てるか考え、セルフケアや症状の知識をお伝えするほか、杉山登志郎先生が考案されたTS-プロトコールを提供する事が多いです。またトラウマ関連の症状を抱える方々は、PMSや片頭痛など複数の慢性的な身体症状を併せもつ事が多く、身体合併症診療の経験を活かして、それらの症状についても相談していく事が多いです。

入院患者さんの場合はもう少し時間がとれるので、その方に合わせるのですが、一部の方には自我状態療法やホログラフィートークを提案しています。また長年の通院で「たくさんの向精神薬を飲んでいるがあまりよくなってない」状況の方がよくいらっしゃるので、減薬・処方調整に取り組んで、それによって改善を実感なさる方も多い印象です。

個人的には、医師になる少し前から、マインドフルネス系の瞑想に継続的に取り組み、お休みにはリトリート(宿泊瞑想合宿)にいく事が多いです。人生には思い通りにならない事が多いし、重症の(つらさが大きい)患者さんに接するのはこちら側も結構たいへんなのですが、日々の瞑想は大きな支えになっています。この数年は、病棟やデイケアで患者さんたちにマインドフルネスを教える活動もしてきました。

ほっとするような、少し楽しい感じの診察時間にできるとよいなと思っています。みなさまが心穏やかでありますように。

 

藤井和世

深川珠央臨床心理士・公認心理師 ・ 月〜金曜日勤務(木曜日はルーム白い花)

2014年青山学院大学大学院修了。2013年より、東京女子医科大学、都立小児総合医療センター、こころとからだ・光の花クリニックにて研修生として心理業務に関わりつつ、保育士として保育園・個人契約にて保育業務をおこなう。2015年臨床心理士資格を取得し、国立精神・神経センター所属の研究員として研究補佐を行いつつ、EMDR、ホログラフィートーク、TFT、TFH、CBTなどトラウマ臨床の各種技法を学ぶ。2016年よりこころとからだ・光の花クリニック常勤心理士に着任。2018年公認心理師資格取得
所属学会・認定・資格など:公認心理師、臨床心理士、保育士、EMDR学会、日本臨床心理士学会

深川珠央

鯨井 みさ恵精神保健福祉士 / 事務
(フラワーエッセンス・セラピスト)

2022年より、福祉相談業務を担当しています。
診療と併せて、生活環境を整えることで回復につながることを願っています。
福祉制度のこと、就労のこと、経済的なこと、また、誰に聞いたらいいのかわからないことなど、困りごとの解決方法も一緒に考えます。相談ご希望の方は、まずは担当医師に「精神保健福祉士と相談をしたい」とお伝えください。保険診療の枠内でお受け致します。
スペース白い花ではフラワーエッセンスカウンセリングを担当しております。セラピストプロフィールはこちら

鯨井 みさ恵

高木 香奈受付・事務スタッフ

2020年4月より、受付を担当しています。クリニックにいらっしゃる患者様をはじめに迎える受付業務を通して、安心できる場所づくりを目指していきたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

高木 香奈

安井 郁子経理スタッフ

普段お目にかかることがあまりございませんが、 何かお役に立てることがございましたら、 お声をかけていただければと存じます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。

安井 郁子
こころとからだ光の花クリニック
精神科・児童精神科・心療内科・内科
保健医療機関コード1537828

〒166-0004
東京都杉並区阿佐谷南1丁目34-9 サウスコート阿佐谷203-R
TEL: 03-6454-6525 / Fax: 03-5913-8727